iPhoneで自分宛てにメモを送るいちばんの方法
私たちが保存するものの多くは、きちんとした文書ではありません。誰かが送ってくれたリンク、プレゼントのアイデア、駐車場所の写真、散歩中にふと浮かんだ一文。こうしたものをすばやく残すには、いつもスマホでやっている方法、つまりメッセージを送るのがいちばんです。このガイドでは、自分宛てのメモがうまくいく理由、よくある代用手段の弱点、そして本当に見返したくなる仕組みの作り方を紹介します。
なぜ自分宛てにメッセージを送るのか
「自分用メモ」で検索すると、自分の電話番号にSMSを送ったり、自分宛てにメールしたり、誰もいないチャットを使ったりしている人がたくさん見つかります。理由は手間の少なさです。チャットの入力欄は、スマホで1日に何十回も使う唯一の入力欄なので、何も考えずに使えます。入力して、送信して、おしまい。タイトルを考えることも、フォルダを選ぶことも、書式を気にすることもありません。
チャットなら、タイムラインも自然にできあがります。さかのぼって見ると、それぞれのメモが同じ頃に保存したものと並んでいて、それがまさに「なぜ保存したのか」を思い出す手がかりになります。
よくある代用手段と、その限界
- 「メッセージ」で自分に送る。使えますが、メモが実際の会話と同じアプリに混ざり、テーマ別に分けたり、リンクだけを絞り込んだりする方法がありません。
- 自分宛てにメールする。確実ですが、メモが1件ずつ件名つきのメールになり、アイデアを探しに行く場所として受信トレイは最悪です。
- Appleの「メモ」。長めの文書やチェックリストには最適です。ただ、思いついたことをサッと放り込むには、どのメモに、どのフォルダに、ページのどこに書くか、と決めることが多すぎます。結局「その他」という巨大なメモが1つできあがる人も少なくありません。
- Telegramの保存済みメッセージや、WhatsAppの自分宛てメッセージ(LINEのKeepメモも同じ発想です)。考え方は近いのですが、メッセージアプリのアカウントの中にある1本の長いトークで、実際の知り合いからの通知とも混ざります。詳しい比較はTelegram保存済みメッセージの代替ガイドで紹介しています。
よい自分用メモアプリに必要なもの
- ワンステップで保存。開いて、入力または録音して、送信。iOSの共有シートを使って、ほかのアプリからも保存できること。
- あらゆる種類のコンテンツ。テキスト、プレビューつきのリンク、ボイスメモ、写真、動画、ファイルを同じ場所に。
- テーマごとに分けられること。何でも入れる1本のトークは、数週間でガラクタ入れの引き出しになります。小さなトークをいくつも持てば、読みやすさを保てます。
- あとから見つける手段。種類別のフィルタ、タグ、全体の横断検索。どこに置いたかは、必ず忘れるからです。
- プライバシーと持ち出し。メモは個人的なものです。アカウントを必要とせず、いつでも持ち出せるべきです。
Stashfulでの始め方
Stashfulは、まさにこの考え方で作られています。自分とのチャットを、テーマ別のチャットに分けたアプリです。2分ほどで終わる設定手順はこちら:
- まずは「お気に入り」から。どの端末にも、一番上に固定された「お気に入り」チャットが最初から用意されています。まだ置き場所が決まっていないものの受け皿として使いましょう。
- テーマ別のチャットを2〜3個作る。すでに頭の中にある分類で考えます。たとえば「あとで読む」「アイデア」「家のこと」。ひと目でわかるように、それぞれにアイコンと色を設定しましょう。無料プランでは、「お気に入り」に加えて5つのチャットを作れます。
- 共有シートにStashfulを追加する。どのアプリでも「共有」をタップし、アプリの列を「その他」までスクロールして、Stashfulを「よく使う項目」に追加すれば、常に先頭に表示されます。手順は共有シートのガイドで詳しく説明しています。
- 最初のメモを送る。リンク、写真、ボイスメモなど。リンクは、ページのタイトル、説明、サムネイルつきのプレビューとして表示されます。
- 大事なものにタグをつける。タグは標準で5つ(お気に入り、重要、やること、アイデア、メモ)あり、自分で追加することもできます。
あとから見つける
チャットの中では、フィルタでタイムラインをメディア、ファイル、リンク、ボイスに絞り込めます。グローバル検索はすべてのチャットをまとめて検索し、結果をチャットごとに表示します。タグと組み合わせることもでき、「アイデア」タグとキーワードを組み合わせれば、たいてい一発で見つかります。とても役に立つ習慣がひとつあります。写真やボイスメモを保存するときは、ひとことテキストを添えておくこと。検索はテキストを対象にするので、短いメモを添えておけば、1か月後でも写真が見つかります。
メモはどこに保存される?
Stashfulにはアカウントも独自のサーバーもありません。メッセージ、リンク、タグ、チャット一覧は、Apple IDに紐づくあなたのプライベートなiCloudで同期されます。バージョン1.2以降は、写真、動画、ボイスメモ、ファイルも同期されます。これらはあなたのiCloud Drive内にあるアプリの非表示フォルダに保存され、同じApple IDで再インストールすると戻ります。iCloudにサインインしていない場合やiCloud Driveがオフの場合、メディアはiPhone本体にのみ保存され、アプリを削除すると消えてしまいます。失いたくないメディアは、別にコピーを残しておくこともできます。どのプランでも、1つのチャットまたは全チャットを、Markdownと元のファイル入りの.zipで書き出せます。
よくある質問
iPhoneでおすすめの自分用メモアプリは?
何を保存するかによります。長い文書ならAppleの「メモ」がいちばんです。リンク、写真、ボイスメモ、思いつきをサッと残すなら、メッセージを送るだけで何も決めなくていいチャット形式のアプリが向いています。Stashfulはそのためのアプリで、テーマごとのチャット、フィルタ、タグ、検索を備えています。
「メッセージ」を使わずにiPhoneで自分宛てに送れますか?
はい。Stashfulのような自分用メモアプリなら、相手のいないチャット画面が使えるので、メモが実際の会話と混ざらず、テーマごとに整理されます。
Stashfulを使うのにアカウントは必要ですか?
いいえ。登録は不要です。メッセージはApple IDに紐づくあなた自身のiCloudで同期され、写真、動画、ボイスメモ、ファイルもiCloud Driveがオンなら同期されます。